今回は、PTSDです。
PTSDとは、post traumatic stress disorderの略で日本語では心的外傷後ストレス障害と訳されます。日本では平成7年の阪神淡路大震災のときに新聞をにぎわせた診断名です。一時期芸能人夫婦がこのPTSDだとマスコミをにぎわせたこともありました。死ぬような出来事を体験するあるいは目撃してしまうことで、ストレスを感じ症状を呈してしまいます。
職場においては、重大な災害の後この診断名を目にすることがあるかもしれません。
平成10年に民事でのPTSDによる損害賠償請求が認められて以降、労災請求でもこのPTSDを目にすることが多くなってきました。理由の一つとしてはほかの精神疾患と異なり、原因について触れているからです。
普通の精神疾患には、●●があってその結果この症状という形では診断基準はできていません。なので、症状=診断名という判断になっています。
DSMという診断基準上唯一、原因→症状=診断名となっているので、労災請求しやすいという事情があるのかもしれません。

